隊長ですに。
田舎暮らしはのんびりハッピーライフ・・・。
なんて思っているそこのあなた!!!
実際に田舎暮らしをしている人が皆いいますが、結構たいへんです。
忙しい。
本当です。
ではここで、三重県津市美里町に暮らすひとりの間抜けな男の朝の様子を見ていただこう。
07:30
土曜日なので、いつもより寝坊して起床。
リビングにいって薪ストーブの火を起こす。
といってもファンヒーターのようにボタンひとつで点いてくれない。
まず灰をかき集め、捨てる。
そして昨夜から赤く燃え続けている熾だけにする。
そこに薪を放り込み、風を送り込む。
燃え上がってから、ストーブの温度があがり、正常運転に入るまで我が家の場合だと大体30分ほどかかる。
これが毎朝の儀式である。

08:00
つづいてネコたちにごはんをあげる。
これを怠ると、ネコたちは寝室にいる妻に襲いかかる。
しかも執拗に(笑)。
すると妻が朝からイライラ、カリカリすることになるので、そうなる前にごはんをあげる。
が、最近はごはんをあげて30分もしないうちに妻に襲いかかり、ごはんを要求することがある。
妻はイライラ、カリカリしつつ起き出してきてエサをあげる。
そして「なぜ起きてるならこの子たちにごはんをあげてくれないの!」とワタクシは理不尽に怒られることになる。
とんでもないネコたちなのだ。

08:15
ネコたちにエサをやっていると、外にいる犬のモンちゃんが、その音を敏感に察知する。
金属のエサの入れ物を前足であちこちに蹴り、けたたましい音を立てる。
催促してやがるのだ。
で、お座りして、お手して、おかわりして、ごはん(笑)。
が、これだけでは終わらない。

08:30
続いて薪棚から家のそばへ薪の移動。
これは毎日ではないけれど、3日に1回ぐらいの頻度でやらねばならぬ。
夫は運ぶ人、妻は燃やす人・・・この役割は、薪ストーブユーザーの家庭ではほぼ確定的に決まっているようである(笑)。
で、このあとようやくコーヒーを入れて朝刊を読む。
もうすでに9時を回っている。
朝ごはんを終えたら10時。
で、これから原稿。
土曜日なのでお昼は家族と食べにいこうということになっているが、そのあとも原稿。
たぶん夜まで。
で、夕食後、地域の寄り合いがあって、たぶん帰りは9時過ぎ。
ま、こんな感じなのである。
田舎暮らしも結構忙しい。
大変。
でも楽しいのだ。うん。