妻の姉が川崎から遊びに来たので、伊勢神宮にでかけた。
たまたま団体観光客のうしろを歩いていたら、ガイドさんの案内する声が聞こえてきたので、フムフムと聞いていると、なんだかこれまで何度も来た伊勢神宮とは違う姿が突然みえてきておもしろく、そのまま団体客にまぎれてついていった。
「このご神木は、樹齢800年・・・戦国時代ぐらいからずっとこれまで、さまざまな参拝者の姿を見てきたんですねぇ・・・」
お酒が入って顔が赤い団体客のお父さんたちは全然話を聞いていないけど、部外者の私たちは目をきらきらさせ「なるほど、なるほど」とうなずく。
ガイドさんは「ありがとう、よろこんで聞いてくれるのはあなたたちだけよ」みたいな感じで、ますます私たちに対して親切に案内してくれる。
いやぁ、これまでご神木を見上げたことなんかなかった。
妖精とかコロボックルとかいてもおかしくないほど神秘的でした。
ガイドさん、および団体客のみなさま、ありがとうございました。