すべてとは言いがたいけれど、すぐ使うモノはほぼダンボールから放り出し、人目につくところは何とか片付いた。
川崎での引っ越し作業も含めると、1ヶ月近くに及ぶ引越し作業であった。
隊長である私は、人にいうと驚かれるほど服を持ってなく、また本などを集積することもないので、アウトドア関連グッズをのぞくと、本当にダンボール数個で引越しが出来てしまう人である。
にもかかわらず、こんなに引越しが大変であったのは、蔵を強奪した隊長夫人の本の存在である。
本人は「引越しの前に涙ながらにブックオフに売って量を減らしたのに・・・私の大切な本を売ったお金でお寿司をごちそうしたのに・・・なのになのになのに・・・」
などと言っているが、事前に申告したより圧倒的に本が多く、もらった書籍用のダンボールがまったく足りず、キッチン用や衣類用の箱にまで本を入れていたことを私は知っている。
さて、その妻であるが・・・、
本日の午後、隊長である私は、三重では指折りと言われているらしいカイロプラスティックに車でお連れした。
妻は蔵に本を並べていて椎間板ヘルニアになったのだ。