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隊長ですに。

昨夜は、来年廃校になる三重県津市美里町の長野小学校の跡地活用を考えるワーキンググループの会議でした。
予定時刻を大幅に越え、夜遅くまで。
参加していただいたみなさん、本当にありがとうございます。

ところで。
ワーキンググループとは、「特定の目的・作業のために集められた集団・作業部会」のこと。

というわけで、このワーキンググループの会議をはじめる前に、地域6つの区の自治会長さんなどで組織される懇話会で、小学校跡地の活用についての、特定というか大きな方向性を定めてもらいました。
それが次の2つ。

1.地域外から人を呼び込み、お金を稼いで継続できる施設にする。
2.その上で地域の方の雇用や地域に貢献できるプログラムを提供する。

実は、地域のみなさんからは「お年寄りの憩いの場所に」とか「公民館的な場所に」という、地域のための場所にしたいという声もありました。
しかし、税金を使うだけの施設では継続ができない、地域の未来の発展につながらない、という理由から、上記の目的になったのです。
目先の得るものより、地域の未来を選んだ・・・すばらしい決断だと思います。

しかし。
目標は決断で決められるものの、それを実現する手法を生み出すのはそうカンタンじゃありません。
思いだけではカタチになりません。

で、その目標を実現できるプランを生み出し、具体的な計画書にするために、ワーキンググループが組織されたわけです。

第1回のワーキンググループ会議では、その大テーマに従い、どんな施設にすればよいのか参加者で検討。
自由にアイデアを出し合い、それをまとめ、絞り込むことによって、ある具体的なプランが浮かび上がってきました。

ここでは具体的には書きませんが、一言でいえば、「おとなも子どもも楽しめる空間」です。

で、第2回の今回は、1回で生まれたアイデアをより具現化し、その運営方法などを考えることに。

他地域の廃校を活用した事業例を徹底的に調べましたが、失敗例がほとんど。
成功例は本当に数えるほどしかありません。

しかも。
施設の規模、施設の維持費用から考えると、トテツモナク大きな売上が必要!!

たぶんこれからが難関なんだろうなあ。

「大きな話題性よりも地道な継続性を・・・・」

昨夜の会議で、メンバー全員が共有し、前提とした言葉がこれ。
しばらく産みの苦しみを楽しみます(笑)。