ええー・・・ゴホン、ゴホン。
アウトドア生活を追及するサルシカ隊の隊長であるワタクシ奥田は・・・あー・・・実は、これまで一度も、あー・・・ソロカヌー・・・ええー・・・つまりひとりでカヌーをしたことがございません・・・です。
ゴホン、ゴホン。

で、今回はじめてソロカヌーに挑戦したわけである。
場所はもはや定番と化した青蓮寺湖。
しかし今回はいつもとアプローチ場所を変えて、もっと奥まったところにある「テニスコートのあるとこ」(みんなそういってた)から舟を入れた。
ダム湖の広がる光景の爽快さはないけれど、濃厚な緑が水面に映ってなかなかいい感じとなっている。
漕ぐのに疲れたら、ボーッとしつつ湖面に浮かんでいるのもいいが、それはそれで疲れるものである。
で、今回は妻の竿をこっそりと持ち出し、釣具屋さんでルアーを調達してバス釣りをすることにした。
湖面をあてもなくのんびり漕いで、気が向いたらパドルをあげて、竿を振る。風に流されるまま、気が向くまま。
買ってきたパンを食べて、カヌーの上でコーヒーを入れて飲んで。
時々はひとりってのもいいもんだ。
釣れても釣れなくてもいいや、みたいな気持ちで、ただ惰性でルアーを投げ続けていたら「ガツン」ときた。
小さいが、ブラックバスである。
驚いた。素直にうれしい。
妻にもすぐ報告しようか。いやいやそれは・・・。
悩んだ挙句、まだ妻には言ってない。
ここで伝えます。
「あのぉ・・・釣れました」