北海道に入ってもう何日目か。
どんどん過激に壮絶に、そして感動的になってくるのである。
この日の朝は、ウトロの道の駅で目覚め、車中で簡単に食事を済ませて、
すぐそばのフェリー乗り場へ。
船から知床半島の壮観な自然を眺める。
途中、イルカと遭遇。
実は今回、本当にたくさんの野生動物と出会っている。
天気との相性は今ひとつだが、動物たちとはばっちりのようだ(笑)。

知床の探検を終えて、80キロほど走って網走へ。
途中のレストランで、ラーメンとハヤシライスのあいのりセットなんていうものを食べる。
娘が「もう海鮮はいやだ! オムライスとかハンバーグとか食べたい!」などと言い出し、気持ちはわからんでもないから、そういう店を選んだのだが、まあ不思議な店であった。
これはまたM子がレポートするだろうから、そちらで(笑)。

網走のオホーツク流氷館で、この男と出会ってしまった。
まさかの北海道で(笑)。
彼も家族旅行で、網走と知床に入ったのだが、恐ろしいほど偶然にワレワレが知床から網走に入るところだったので、どこかですれ違うだろうなあ、とは思っていたのだ。
で、みごとにすれ違う(笑)。
互いに家族の写真を撮り合い、30分弱のランデブーを終えて、それぞれ旅たつ。

こさやん一家はワレワレがやってきたウトロへ。
ワレワレは、こさやん一家が行ってきた網走監獄へ(笑)。
実はワタクシは、この監獄の門の前までは来たことがある。
いまから25年ほど前、1ヶ月間の貧乏旅行をしていたときのことである。
が、入場料が払えなくて、泣く泣く諦めたのであった。
その25年前の雪辱をついに晴らす時がきたのだ!!!
ここは北海道にきたらぜひとも来るべきだ。
北海道の歴史がわかる。
そして不謹慎ではあるが、十分に楽しめる。

家族との面接の様子。
マネキンとはいえ、あまりにも不憫。
とくに幼子を背負っている女性が泣かせる。
悪いことはしちゃあいけない!(笑)

網走監獄を楽しんでいる間、
サルシカ号はごらんの状態(笑)。
昨夜コインランドリーで洗濯したのに乾きがいまひとつだったので、
洗濯物を干してました(笑)。
もう難民生活みたいです。

網走湖の夕焼け。
ここも25年前の旅で、テントを張ったところ。
あのときもここの夕景に感動したのをよく覚えている。
テレビや映画の生活に憧れながらも、まだなにひとつはじめていなかった20歳の頃。
でもあの旅を終えて、何かのきっかけを得たように努力をはじめたのだ。
25年前は貪欲に。
そして今はのんびり贅沢に、家族とキャンピングカーで北海道を回っている。
25年前には決して想像できなかったことだ。

この日のお風呂は、その網走湖畔にある網走湖荘で日帰り湯。
これがもう本当に巨大な大浴場。
なのに料金500円!
もちろん温泉!
ちょっぴり塩分が効いて、めちゃくちゃ温った!

夜は、道の駅「流氷街道網走」に車を放り込んで、そこから歩いて、網走ビールが経営する焼肉屋へ。
網走牛を堪能!
サシの入り具合がちょうどよく、うまい!

この厚切り牛たんは絶品!!!
地ビールの網走ビールをしこたま飲んだ。
で、車に戻って倒れるように寝た。
この数日ずっとこの調子なので、なかなかその日のうちにこのブログを書けない。
で、こうして早朝に書いてるわけだ。
さ、今日はこれから長い移動になる。
お父さん、がんばる(笑)。