朝6時半。
阿寒湖畔の駐車場を出発。
娘と妻が眠っている間に、知床に向かって移動。
これが今回の旅のパターン。
だいたいこれで100キロほど稼ぐ。
それにしても北海道はまっすぐな道ばかり。
気持ちいい。
しかも道の幅が広い。
車幅が2.2メートルのサルシカ号でも全然ストレスなし!

そのまま知床に向かう予定であったが、海沿いの道にでると、
「野付半島までほんのちょっとよん!」という看板があり、思わずハンドルを反対に。
これも気ままキャンカー旅行のいいところ。

野付半島のネイチャーセンターの駐車場に車を止め、妻や娘は洗面などを済ます。
そしてきのう摩周温泉で買ってきた「とうきび」を鍋で茹でる。
素朴ですてきな北海道の朝ごはん。
粒がムチムチで甘くてうまい!!

ちなみに野付半島はこんなところ。
根室半島と知床半島の間にある。
ふたつの半島を足に見たてたら、風にゆられるフンドシのようなものだ(笑)。
道の両側が海で、あちこちに湿地があり、立ち枯れた木々があり、
なんとも幻想的な場所であった。

来た道を戻り、そのまま知床半島に入って羅臼へ。
ドラマ「北の国から」の純が一時過ごしたという設定の小屋へいく。
ここは水産会社が食堂として運営している。
M子はうに丼、娘はいくら丼、ワタクシはサメガレイの煮付け定食をいただく。

羅臼からウトロへ。
知床峠を超えたが、またもや霧に包まれ、原生の自然はまったく見えず。
本当に真っ白!
数メートル先が見えないほどだった。
今回は霧に呪われている。
が、これはこれでいいのだ!(負け惜しみ)。
知床五湖、カムイワッカの滝へと行くが、
コーフンしすぎてiPhoneで写真を撮るのを忘れた(笑)。
夕方。
ウトロ夕陽台の湯でひとっ風呂。
熱くてきっちりといい湯であった。

宿泊はウトロの道の駅。
キャンピングカーが20台以上も止まっていた。
音楽を鳴らしたり、オーニングを出したり、発電機を回したり、かなりマナーの悪いP泊族がいて気になる。
このままだと道の駅からキャンピングカーが締め出される日も近いだろうなあ。

きょうで旅の折り返し。
道の駅そばのコインランドリーで洗濯。
フェリーの中でも洗濯したので、これで2回目。

この日の食事は、静かにサルシカ号の中で。
が、テーブルには豪華にタラバガニがどどーんと1杯まるごと!!
羅臼で奮発して買ったもの。
甲殻類大好き女のM子が大半を食べた。
さぞ満足であろう。

ワタクシも娘もあまりカニは食べない。
が、これは美味しかった。
新鮮だからか臭みがまったくない。

ビールのあと、北海道限定のこんなチューハイを。
うーむメロンはやはりつらい(笑)。
旅は続きます。