北海道2日目はすさまじい騒ぎで起こされた。
昨夜は釧路港のそばにあるフィッシャーマンズワーフ内の屋台村でしこたま飲んで食べて、そのまま近くの駐車場でP泊して朝を迎えたのであった。
夜中3時ぐらい。
港であるからして当然、漁に出る船がエンジンのうなりごえをあげる。
漁師さんたちもゲンキよく声をだす。
まあ、それはよい。
しかし、その騒ぎにつられて、カモメとカラスがわんさかやってきて、ギャーギャーさわぐわ、サルシカ号の屋根の上を走り回るわ、もうとても寝てられないのだ。

で、そうそうにそこを離脱し、向かったところは摩周湖。
そう、霧の摩周湖である(笑)。
もう向かう途中から怪しい雲行きだったのだ。
どんどんあたりが白くなる。
ああ、もうこれはダメだろう、と展望台に着いたら、その瞬間に晴れてきた。
わはははは、これまたサルシカパワーか。

お昼は弟子屈の市内に戻ってラーメンを。
弟子屈ラーメン。
M子いわく、かなり有名なお店なんだとか。
三重県の桑名にも支店があるが、本店で食したかったのだそうだ。
北海道まで伸びる情報網。
もうここまで来ると立派なのだ(笑)。

続いて硫黄山へ。
箱根にもあるけれど、ここのは強力だ。
硫黄の匂いがすさまじい。
しかも吹き出し口までいける。
柵などない(笑)。
「熱いから気をつけろ」とだけ看板が立っている。
こういう対応好きだな。
だいたいどこでも「あれするな、これするな」と過保護すぎるのだ。
このあと屈斜路湖に入ったが、あまりに観光地化されていたので、ほぼスルー。

続いてちょっと走って阿寒湖へ。
船にのってマリモを見にいきました。
いかにも観光って感じでよろしい。
が、船の中でマリモや摩周湖をテーマにした演歌を「これでもか!」というぐらいに聞かされたのにはまいった。
お願いだから静かに旅させていただきたい。

まりもっこりは健在でした(笑)。

阿寒湖のそばの駐車場に交渉したところ、1000円で1泊OKに。
アイヌコタンやら居酒屋でまた飲んで食べて、阿寒のアカン夜は更けていくのであった(笑)