今晩の『秘密のケンミンショー』は三重特集だったので家族3人で観ていたのであるが、そんなときフト、
「くさっ」
「カメムシ誰か踏んだ」
「え、私・・・」
「まさかオレ?」
みたいな感じでそれぞれお尻の下や靴下を覗くが、無残に潰れたヤツの姿はない。
が、そうする間にもどんとん匂いは強くなる。
部屋中に広がる。
尋常ではない。
ここまで強烈に素早く匂いが拡散したのをこれまでに体験したことがない。
「ひょっとして・・・!!」
ワタクシは薪ストーブをみたのだ。
すると!
見事に天板の上でカメムシが仰向けになって死んでいる。
ヤツはフラフラとここに着陸し、そしてその熱さに仰天し、お尻から匂いを発しつつ死んだのだ。
あわれ、最後の最後までガスを出し尽くし、身を焦がし干からびたのだ。
で、そのガスはストーブの対流によって暖気と共に部屋中に拡散されたわけである。
ああ、バカめ。
ま、そんなことがあった夜でした(笑)。